こんにちは。指揮者Yです。今回は、パーカッションさんのブログ当番でしたが、パーカッションパートはみなさんお休みでしたので、順番を前後してのご報告です♪
最近、youtubeにすごい映像が落ちているよ、といろんな人から教わって、今さらながらに「こんな映像もあるのか!」とびっくりしています。その中で最近知ったものの一つですが、ピアニストのStephen Kovacevichの映像に出会いました。現代のピアノ界を代表する巨匠の一人、ですが一般にはご存知ないという方も多いかもしれません。彼の弾くピアノの音が素晴らしく立体感を持って構築されていることはyoutubeの映像からでもはっきりと聴き取れます。さらに(びっくりなことに)彼のレッスン風景の映像なども見ることができ、これがこれがとても勉強になります!我々は、つい音を「鳴らす」ことに注力しがちですが、音は「まず聴くところから始まる」という基本的な、だけどなかなか出来ない大切なことをこの巨匠は教えてくださいます。
さて、長い前置きは終わりにして、今回の練習の報告。
これまで、メインの曲の譜読みを中心に進めてきましたが、この日はいつもより長く合奏の時間を取れるということもあって、久しぶりに一部の曲を取り上げました。最初の曲は力強い歌詞を持った「唄」という表現がぴったりの曲です。これを歌詞のない管楽器で表現するのは大変!いかに目の前に情景が浮かぶような演奏に仕上げることができるか?楽譜は単純なだけに、大きなチャレンジです。そしてそのあとは1部の最後の曲。こちらは映画のメドレーですね。リズムとフレーズを少しずつ確認いたしました。残念ながら最後まで到達できなかったので、続きは次週です。
最後に、メインの曲を一通り確認いたしました。まだテンポはゆっくりですが、みなさん変拍子にも少しずつ慣れてきました。難しいリズムの克服が最初の課題ですが、この曲の本質は歌と和声の美しさです。毎回の練習は地道なトレーニングになりますが、本番で少しでも美しい響きを出せるように進めていきたいと思います

この時期は人数も集まりにくく、演奏会まで微妙に時間があったり、モチベーションを保つのが難しいと思うのですが、それでも練習に毎回のように参加されている方々は、本当に楽器、あるいは音楽が、あるいは仲間が大好きなんだなぁと感心します

当団ではそんな仲間になってくださる方を、パート別に募集しています。まずはお気軽に練習見学にお越しください!
寒い日が続きますが、みなさん体調を崩されないようお気をつけくださいませ。
次回は、パーカッションさん。かな?