低音パートのTです。
今週は練習の代わりに、団イベントで遠足に行ってきました!
『大阪府職場・一般 吹奏楽フェスティバルを聴きに行こう!』という企画です。
会場だったフェスティバルホールはとても綺麗でよく響きました。
話には聞いていましたが、実際に足を運ぶと
「いっぺんここで吹いてみたいなぁ」と一層思いました。
出演団体は全部で9つ。
一団体あたり持ち時間15分+入れ替え+丸谷先生指揮の合同演奏で
トータル約4時間半という持久走的演奏会でしたが、
9団体並べて聴くと 選曲にも演奏にもそれぞれの個性が出ているのが際立ち
お尻のしびれを我慢する価値ありの聴き応えでした。
たくさん聴いた中で個人的に心惹かれたのは、『アスファルト カクテル』という曲です。
連符満載でゴッドスピード、めまぐるしく変わっていく景色みたいな曲で、
アクション映画(ブルースウィルスが出てそうなやつ・笑)でも観ているみたいな疾走感に
ドキドキさせられて、楽しかったです。
できる気はしませんけど、やってみたいなぁ、面白そうやなぁと思いました(^^)
合同演奏は2曲あって、最後に演奏されたのが『宝島』でした。
吹奏楽で好きな曲は?って聞かれたら、真っ先に思い浮かぶのがこの曲です。
『宝島』に出会ったのは高校1年生のとき、私が吹奏楽を始めた年です。
奏者としても指揮者としても、何度も本番で演奏したことのあるこの曲には
思い出も多く、思い入れも深く、
パワフルで見事な演奏に色々な思いがこみ上げてきて、えらい泣かされてしまいました。
私は音楽そのものも好きなつもりですが、
それ以上に音楽でつながってきた人たちのことが好きなのかもなぁ…と感じた日でした。
北摂ウィンドに長くいるのも、バンドの仲間のことが好きだからなんだと思います。
一人でできないことも誰かとならできる、というのが
私が吹奏楽から教えてもらったことのひとつで
そこには楽しいことだけでなく、
苦しんだりぶつかったりということも含まれている気がします。
大変な思いをして成し遂げた「いい演奏」は、
聴いている人だけでなく、奏者にも色んな力を与えてくれる。そう思います。
そういう演奏を目指すバンドの一員でありたいなぁと 改めて思いました。
しばらく音楽活動はお休みする身ですが、いつか復帰する日が楽しみです☆
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