7月14日の練習

指揮者Yです。先日、演奏会のブログを書いたと思ったのですが、またまた順番が回ってきました。もう前回の演奏会が終わってから2ヶ月が経つんですね。

前回の練習は私とOさんで、半分ずつ。私は担当する曲の譜読みを進めました。Oさんの練習は拝見していませんが、同様の取り組みだったと想像しています。

新しい秋のシーズンでは私の合奏前の予備練習をまた少し新しいものに更新しました。私の予備練習では『どうやって心の歌をダイレクトに楽器の音で表現するか?』ということにその目的を特化しています。逆にいうと、通常の吹奏楽の練習でよく見られる、いわゆるサウンドトレーニング的なものは現時点ではほぼ一切やっていません。

このシーズンが始まる最初の合奏で『このバンドを歌で歌であふれるバンドにしたいんです』と申し上げました。まだご記憶の方もおられるかもしれませんね。これは、実は私にとってはこの言葉は大変懐かしく、自分が20歳の時に発した言葉です。コンクールに向けて頑張ってる頃、当時の生徒さんに『Yさんはどんなバンド(部活)にしたいんですか?』と聞かれて、思わずでた言葉がこれでした。別に準備をしていたわけでもなく、とっさに出てきた言葉に、なんか自分でもびっくりした記憶があります。

最近ふと、当時の演奏を聴いてみたくなり、古いカセットテープ(!)を取り出して聴いた時に、当時のメンバーのことや当時あったこと、いろんな記憶と共に思い出しました。あれから随分と時間が経ち、吹奏楽からも長い間離れ、他にいろんなことを経験しましたが、自分の中にある芯の部分は変わっていないんだなぁ、と改めて思います。

当時と同じことをやるつもりは全くありませんが、北摂woにはいつも笑いと歌にあふれるバンドであってほしいと思って毎週の練習に望んでいます。この秋のシーズンからはまた特に強く意識するようになりました。

個人的な話になりますが、私もお休みしていたピアノの練習を少しマジメに再開することにしました。まだまだですが、私にとってもせっかくこの世で出会った大切な楽器ですので、心と音がダイレクトにつながるよう、もう少しピアノと仲良くなりたいと思っています。

みなさんもせっかく出会って続けている楽器ですので、もっと仲良くなれるよう、楽器を、音楽を大切になさってください。

また日曜日がやってきました。今日もみなさん元気な姿で練習で集まられるのを楽しみにしています。

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