3月19日の練習

指揮者パートのYです。昨日は練習おつかれさまでした。この日は、木管楽器の方々がたくさんいらしていたので、メインの曲を中心に2部の曲を2曲合奏しました。メインの曲は最後までとりあえず通したかったのですが、途中の3/4でひっかかってしまいましたね。いつもながらですが、この日もたくさん吹かれたと思います。練習おつかれさまでした。

昨年の11月より活動をスタートさせて頂いて、いろいろなことを申し上げているようですが、実はそんなに多岐にわたっているわけではありません。およそ以下の3つに集約できるかと思います。
1.      良い音程は良い発声から!
2.      音は(単音ではなく)動きで捉える
3.      曲の持つ様式を理解する

勘のいい方は(この種のパターンに)お気づきかもしれませんね。まだ慣れないという方もおられるかもしれません。1.についてはこれまでの練習で「音程を合わそうとして、発声が犠牲になっている」というのが、なんとなく“癖”のようになっているところがありますので、事あるごとに申し上げています。「いい音を出して、音を聞きあって、結果として音が合ってくる」という状態をゴールにしていますが、そうなるにはまだ時間が必要そうです。2.は「和声の動きで捉える」という観点と「リズムで捉える」という観点があるので少し難しく感じるかもしれませんが、慣れればどうってことないはずです。特に和声の動きで表現ができるようになると曲の持つ陰影をもっと上手に表現できると思いますし、もっとみなさんの音楽の楽しみ方の幅が広がると思います。余談ですが、音は出せなくても音の動きを体の動きで表現できるのが、(私にとっての)指揮という作業の楽しみのひとつです。3.についてですが、今回はいろんな曲にチャレンジします。スイング、マーチ、踊り、管弦楽、合唱、いろんな要素を盛り込んでステージにできるのが吹奏楽のいいところです。お客様がそれぞれの世界を旅できるように、その曲の“性格”をきちんと表現できるようにしたいと思います。

練習は一歩ずつ積み重ねです。何より、まずは毎回毎回の合奏を実りのある楽しいものにしたいです。その積み重ねが本番にお客様のところに届きます。

今回の演奏会の練習も後半戦に入りました。引き続きよろしくお願いいたします

次回はFl&DRパートさんです!

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